2017年01月17日

高級魚メヌケ。赤くておめでたい魚 今年も頑張ろう!

あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願い申し上げます。すっかりご無沙汰している間に賢明な読者であれば訪問しなくなっていることと思いますが爆、またボチボチやっていきます。

昨年の話で恐縮なのですが、身体を壊してしまいまして、『癌』!!『ガン』!!『がん』!!になってしまいまして大変でした。それでも、おかげさまで転移はしておらず経過観察ということで12月はなんとか働くことが出来ました。ひとまずはホッ、、、。

健康の大切さをヒシと感じた2016でした。そして、それを踏まえて2017は『健康第一』でやっていこうと思います。以前より相当疲れやすくなっているので、身体の様子を確認しながらFish!してまいります。

そうは言っても、2017が開幕してしまって早くも半月。おめでたい魚を紹介しましょう!

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スズキ系-スズキ目-カサゴ亜目-メバル科-メバル属

地方名などはいろいろあるみたいで、なかなか難しいですがまあ「メヌケ」なのでしょう。なかなか立派な魚。見るからにうまそう。深海に棲むさかなで総称して赤魚とも言われているようですね。

刺身、煮付け、鍋物汁物などなんでも旨いですね。いわゆる高級魚です。サイズもなかなか。メバルの仲間のようで、そうすると、むずむずと胸鰭条数を数えたくなる。
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17本。だからどうしたってハナシなのですが。その蓄積がいずれ役に立つこともありましょう。

背びれのトゲは12本ある。。。
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刺身で食うときは、皮を霜降りして食うと旨いらしいのだが、食べる前に剥いちまったじゃねーかよォォ・・・。ま、また今度ですな。

にしても、あんまカワイイ顔はしていませんねぇ。
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油子ちゃん(アイナメ)がかわいく見える。
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今年は、どんな年になるだろうか、と。イロイロと8月からやってみて足りないところとか、分かって来たので、必要な投資はしていこうと思っておりますので、お暇な方はお店覗きに来てくださいマセマセ。
posted by DJカニ at 15:50| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月30日

鮭不漁の結果、、、。世紀末の様相

11月も最終日です。アクロバティック過ぎる一ヶ月もようやく終わりです。明日から、いよいよ師走。寒くなってきて、魚介類がより食べたくなってくる頃になってまいりました。最近は、カニ、牡蠣、真タチ(真ダラ白子)が良く出るようになって来ました。タラの身もよく食べられるようになりましたね。アンコウも、、、。

そんな中、今年の鮭のシーズンも終わりですね。そんな中、許せん事件が発生!!

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下記ネットニュースから引用。
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ふ化場にイクラ泥棒 雌サケ200匹の腹割かれる 標津

11/21 07:00 
【標津】20日午前8時半ごろ、根室管内標津町川北の根室管内さけ・ます増殖事業協会標津ふ化場の職員から「サケの腹が割かれて、イクラを盗まれたようだ」と中標津署に通報があった。被害は約200匹に上るとみられ、同署は窃盗事件とみて調べている。

 同署によると、20日朝、ふ化場の職員が施設を訪れたところ、蓄養池にいた雌のサケの腹が割かれ、卵を抜き取られた状態で施設内や隣接する川に捨てられていたという。同協会によると、蓄養池にいた約1700匹の雌のサケのうち、腹が割かれたのは約200匹で、約96キロ分の卵が盗まれた可能性があるという。

 同署は、職員が施設を最後に確認した19日午後5時から20日午前7時半ごろの間に何者かが侵入し、卵を盗んだとみている。
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もはや、北斗の拳の世紀末状態ですね。確かに今年は鮭が全然獲れていなく、11/20現在で昨年対比3割減という超ヤバイ状況。価格も高止まり。これが秋鮭の値段?って感じで下がりませんでした。そうなると必然的に、イクラ用の筋子はもっと高くなるわけで。モノがないと加工業者さんも困るし、食べる人も困りますよね。。。

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※写真は、今シーズンの秋鮭の筋子で作った、昔ながらの塩筋子です。その辺ではなかなか売っていない本物の味ですね。しょっぱ過ぎず、甘過ぎず、大き目の卵を楽しむことが出来る自慢の逸品です。


そこに、悪い連中が目をつけて、悪の所業を、、、。ふ化場の放流用の卵だってのに。マジで許せんことです。今年は(も)、しっかりと味わって食べたいですね。
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腹減ってきた、、、。
posted by DJカニ at 10:58| Comment(0) | 鮭・鱒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月08日

ししゃもの季節

10月も終わり、11月も半ばに差し掛かる、、、。

そんな季節ですと、ししゃもが気になる。今年も10月半ばからししゃもの季節が始まった。この季節は胸が躍るね!

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ししゃもについては過去の記事でチェック!『北の一等星 ししゃも』でググッてもらえればイロイロ出ますので4649!

生ししゃもを入れまして、厚岸産!大黒ししゃもというブランドでやっておりますね!
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これは、沖詰めと言って船上でパッキング(箱詰め)してソッコー送る、というものです。なので、鮮度は良くて、遠くはなれたTYOでも刺身で食えるってハナシでさ!

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こんな感じ。
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やっぱりせっかくだから刺身で食べたい。という事でさばきます。こ、こまい、、、めんどくせぇ!Butしかし!!旨いししゃもを食べる為にはこの程度の障害はDJカニは気にしないのであります!!余裕だぜ!!
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こんな具合ですね!

この作業をしていて、二年前鮨屋さんで、バクバク食いまくっていたことを悔いましたね。面倒がどうとかじゃなくて、さばける量も限りある中でいろんなお客さんにも食べてもらわないといけないのに、、、あんなに食べたDJカニ、、、この償いはさばきまくることで返していきたいと思います。

ししゃもは、塩で食べるのが旨いのだ!
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独特の、淡白な味わいに加えて、コク、香りが他には無いよね。これはやっぱり食うしかない!!そうは言っても今週末くらいで終わりですんで最後のCHANCE!

そして、極めつけは、、、自家製シースー!握っちゃったもんね(握ってもらった笑)。
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実際オススメとしては、酢飯との相性は最強です!!これは試すしかない!!

マジで旨い。久しぶりの投稿で感が鈍っていることはご容赦願いたい。。。
お詫びに、元気の出るイラストを!
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posted by DJカニ at 22:54| Comment(0) | ししゃも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月18日

【天然の!!】チョウザメ初体験!!

函館から天然のチョウザメ届いちまったぜ!ちょっと前の話だけどさ。チョウザメなんて食ったことないしさ。なんとなくキャビアの親ってイメージしかなくて。

コトの起こりは、函館のKZTのFBだった。噴火湾産のチョウザメGETみたいな書き込みがあってさ。へー、くらいに思ってたんだけど。写真で見ると、せいぜい、おっきめのブリくらいのイメージ。

【チョウザメ】
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脊椎動物亜門 - 条鰭綱 - 軟質亜綱 - チョウザメ目 - チョウザメ科 - チョウザメ

んで、KZTから電話が来て「50kgもあるやつ調子こいて買っちゃってさ」という事で、俺も食ったことないし、チョウザメなんてそもそも知らんし!ってことで、1.5kgくれって頼んだワケ!んで、ソッコーインターネットで調べたら、とんでもない高級魚らしい。。。マジか!!

そりゃ、さばくのも大変だ!軟骨魚類のサメは言っても魚。ちゃんとエラもありますね。
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ということで、届いたブツは。こちら。
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でっかいだけあって、サシも入ってるし、そもそも、天然ってのはとんでもないシロモノらしいわ。
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触った感じは、もっと柔らかいのかなって思ったけど、結構しっかりとした身質で。バラした感じはこちら。
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サメだから、アンモニア的な臭いするのかなと思ったけど、そんなこと無い。さばいてクンクンしたけど、特に感じないですね。

では、早速食べてみましょう。
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サメコンプリート定食。笑。

どんぶり
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刺身
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ブツ
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ソテー
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◆結論
トータル:高貴な味わいですわ。上品、かつ、鮮やかな味わい。旨い。これは、しっかりと料理が出来る人にゆだねるのが良いでしょう。DJカニみたいに、ただ切る、ただ煮付ける、ただ焼く、という人間にいじらせるのは実にもったいない!!しっかりと、価値を理解してくれるお客さんを持っている料理屋さんに扱ってもらうのがよいのだろう、と感じた次第であります。

もちろん、ご家庭で食っても旨いから、興味ある方は、もしあれば是非とも!!ただ、どうも天然のチョウザメは何年に一度揚がるか揚がらないかというモノらしいので、あれば高くても是非ともGETしちゃって!!」

◆食べ方として、、、

生食:チョウザメは、食感がしっかりしている(シコシコ、しっかり、シャキシャキ)ので、薄く切るのが良いのかなと、薄く切っても、味わいはしっかりしていますよ!!

加熱:ソテー。塩焼き。食感もしっかりしているから、旨味も高まる気がする!!個人的には、加熱した方が旨い!!と思う。是非とも焼いて食ってもらいたいね!!


ということで、『天然』チョウザメでした。次は、いつ入ってくるんだろうな。あれば、俺が食いたいわ!!
posted by DJカニ at 00:16| Comment(0) | 軟骨魚類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月29日

九州の醤油を求めてC最終回 醤油蔵訪問

醤油ネタも今回でいったん〆。いろいろと見てきて、その中に醤油蔵もあります。今回は三軒行ってまいりました。そのことをつづっていきましょう。

◆叶醤油(カノオ醤油)@糸島 加布里
知人SAさん(佐賀県出身)の親父さんに「どこか旨い醤油屋さんを!」と聞くと「カノオ醤油がいい」と。ここのうまくち醤油がいいのだ!と。特に瓶とペットボではやはり味が違うから、瓶を愛用している!と。

そこまで言われては、行くしかないのだ!!ということで糸島へ。道が狭くてなかなかたどり着けない、、、。iphoneのナビもなんかよくわからんし。なんとかたどり着きました。立派な建物!
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特にアポイントも取らずにいってしましましたが、インターフォンを鳴らしたら、お店の方が出てきてくださいました。そこで、今回の趣旨をお伝えして、お宅の醤油について教えて下さい!と熱く(暑く)依頼。

いろいろと教えて下さいましたね。現在6代目とのこと。木の樽とかはもう使っていないそうでして、やはり衛生面で、学校給食に入れたりするにはそれではいかんとのこと。記念に一樽だけ取っておいているそうです。
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九州風の醤油だけでなく、関東方面のお客さんの好みに沿った、いわゆる普通の醤油も作って出荷しているそうです。それだけでなく、ポン酢、出汁醤油、つゆ、こうじ、味噌とか色々作っているみたいで。企業努力ですよね。一つのことだけやっていてはやはり生き残れない、色々考えてやっていかねばと、身が引き締まる想いでした。
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そして、色々と説明してくれたおじさんが、実は最後名刺交換したら、、、代表取締さんでした。いろいろ失礼を、、、。ありがとうございます!!

カノオ醤油さんでは、こちらをGET
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◆福萬醤油 @福岡市
こちらは、二日目の夜に屋台に行った後に中華料理屋にフラリと入って(最近酔うと〆にギョーザを食いたくなる苦笑)、博多美人親子に出会い、やはり熱く(暑く)今回の趣旨を話すと「福萬醤油へ!!」との示唆をいただいた。結構酔ってたんだけど、携帯のネットの履歴を見て、朝思い出して、いかねば!!という事で訪問。

醤油ソムリエの社長がいろんな醤油を試してみてほしいということでオープンしたとかなんとか。店内に入ると確かに、すごい数の醤油がズラリ。すげー。
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博多美人の店員さん。

小皿をもらって、試してみてくださいと。ありがたい。
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確かに、それぞれ違いがある。蔵によって色々ですね。こちらの人はどこが良い、というよりは、自分はこれが気に入っている、という選び方です。ちょうど、信州の人が、そば屋は俺はここ、俺はここ、というような感じでいるのと似てますね。
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そして、お昼は定食を出しているようですね。鯛茶漬けセットを注文。まず、アラ汁なのかな?が出てきて、これを半分すすって、その後に醤油を少しかけると。かけるというのは、ここが開発したスプレー醤油というのがあって、それをプシュプシュやるということのようですね。
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鯛茶漬けセット登場
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この鯛には、あらかじめ「鯛茶漬けの素醤油」で下味がついている。まずは刺身でいただく。うん。しょっぱくないし、鯛の味を殺しているわけじゃなく自然な感じ。よくできてます。そして、ご飯にのせて醤油で味付けしたお茶をかけて食う。
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旨いね!!

そして、店員さんが「おかわりは卵かけです」と。卵かけ用として何種類もあるのでいろいろ試してみてと。それぞれ全然違うのね。すごい。そして、ご飯に醤油をたらして、その上に卵をかきまぜずに載せて食べるのが良いらしい。旨いわ。九州の醤油は卵かけには非常に良いですね。
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そして、馬刺しにあう醤油もあるんだとか(写真左)。さすが九州。これはすんごい甘くて、とろーりとしていました。たしかに馬刺しにねっとりつけて食うと旨いんだろうな。

デザートも、、、ヨーグルトに醤油を!!スイーツ醤油。悪くないね!最初はギョッとしたけどさ。笑。
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ここでは、一押しの「オリーブ醤油」カルパッチョとかそういう感じで使うんだとか。よく考えるね。けど、合いそう。オリーブはイタリヤの高級品を使ってるんだって!!
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◆上久醤油(ジョーキュー醤油)@福岡市
ここは、老舗の大手らしいです。最初の夜に行った魚居酒屋さんの使っている醤油はここで特注で作ってもらっているから行ってみなさい、とのこと。最後の最後に訪問しました。
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老舗の風格があります。
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ここもいろいろな種類がありましたが、本醸造、うまくち、さしみをなめてみました。いろいろとなめまくってきたDJカニとしては、だんだん勘所がわかってきまして、なるほど、、、という感じ。
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こちらでは、うまくちとさしみを買いました。初日の夜に魚居酒屋で海鮮丼のたれを買っていました、これもジョーキューさんの特注。ゴマさばのたれで使ってて旨かったんですよね。ふむふむ。
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とまあ、こんな感じの九州福岡醤油めぐりは終了した訳です。今まで醤油について全然わかってませんでしたが、輪郭くらいは掴めたんだろう、と。今後は、あちこちの醤油に触れて、語れるようになりたいものです。

帰りの飛行機、安いチケットだったので、変更できず、しかたなく空港で爆睡してました。
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車の無い旅は疲れますわ。。。
posted by DJカニ at 11:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月28日

九州の醤油を求めてB 糸島「ふくふくの里」と牡蠣小屋

福岡二日目は糸島という所へ行ってきました。糸島というのは、今移住したいランキングでも上位の場所らしく、確かに、海アリ、山アリ、ノンビリしたところです。非常にいいところだなと思いました。

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まずは、田舎の販売所「ふくふくの里」へ。ここは、地元の魚、野菜、調味料、その他モロモロ売っております。品揃えも鮮度も良く、にぎわっておりました。
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迷わず鮮魚コーナーへ。さすが九州。DJカニの知らない魚もちらほら。知っていてもサイズ違うっしょ!!って魚。
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紋ゴウイカ。でけぇ!色あいもグロテスク。。。

サイズもいろいろみたいですね。
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でっけーボラも。
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ヒラメ、めばる?なんかもいましたね。
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これは??
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ハァハァ、呼吸困難になるくらいハァハァ言ってました。台所があれば、、、。無念。これが渡世人の辛いところよ。

◆醤油イロイロ。
今回の目的は醤油。ここはしっかりと確認!!
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イロイロあって、何が良いのだろう?というか、どれもいいんだろうケド、全部買うわけにもいかんし。。。悩ましい。

なかなか、迷った挙句、これをGET
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ついでに、寿し酢も試してみましょう。この寿し酢は佐賀のモノのようで、どんな味付けなのかな。最近は、北陸の寿し酢が多かったので違いに期待大ですね!!

◆オマケ
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ついでにって訳じゃないけど、牡蠣小屋に行ってみました。4月一杯営業しているようです。真牡蠣ですね。ここの牡蠣小屋は生牡蠣は供していないと。生牡蠣は、いろんな設備がいるので、それに見合う売上げがないのかな。とにかく設備投資はキツい。。。それだけ売っていかないといけないというコトですからね。

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とはいえ、DJカニは焼き牡蠣の方が好きなので、特に問題はありません。九州の養殖真牡蠣は初めてなのでちょっと楽しみ。
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この季節にして、身入りもいい感じですかね。ちょっと卵もちもあったかな。味に関しては、上品な感じもありつつも塩味もしっかりとあり、なかなかシブい味わいでしたね(シブい味があるというわけじゃないですので勘違いしないでネ!)。個人的には好きな味、だけど、もう少し、荒々しさもあっても良いのかな。でも、一般的にはちょうど良いのだろうと思いました。

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久しぶりに、浜へ行き、焼き牡蠣を食いました。ここ最近張り詰めた気持ちがずっと続いてて、ややしんどいな、と思っていたので、いい気分転換になりました。やっぱり、海辺、浜、漁港へ行くことで自身の原点を見つめなおす、思い出す、それを食べてくれる人に届けたいんだ、という気持ちがしっかりと意識の上に認識されたを感じました。

何か、迷ったときは漁港へ行く、そして、原点を取り戻す。重要性を感じました。


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2016年04月22日

九州の醤油を求めてA 長浜の市場会館にある魚居酒屋→屋台

福岡にすむEちゃんにどっか連れてってとお願いして、どこへ行こうかと。当然「魚が食べたいな」とリクエスト。したら、長浜が良いね、ということで、長浜集合。長浜?なんか聞いたことがあるような。赤坂という地下鉄の駅を降りて、歩くこと約10分。

ここ、来たことあるわ。後輩の結婚式のときに、ここの回転寿司で飲みまくって騒いですげー嫌な顔された。。。反省。

そして、長浜は福岡市中央卸売市場がありますね。
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確かに市場会館なら、いい店ありそう。ソワソワ。
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そして、合流。「博多魚がし」というお店。魚屋さんが経営している。
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そして、当然!「地魚刺身盛り合わせ」
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真ん中は、当然「ごまさば」。

いや〜、旨かったね!!個人的には、ゴマサバが一番旨かったかな。後は、イカ、アジ、サヨリ。ゴマサバもお店によって色々違うみたい。けど、ここのはホント旨かった。帰りにここのオリジナルのタレ買っちゃったもんね!これはいい!!DJカニの魚屋でも扱おうと思っていますので、開店したらお楽しみに!!

ここで、ホールのおかみさんに醤油のハナシをしたら、二種類の醤油を出してくれまして、確かにそれぞれ違いがある。県外の人とお見受けということで、最初はライトな方を出してくれていたみたいで、後からより甘いほうも試してみました。

うーむ、なるほど、こういう感じね。と舌鼓を打ちながら刺身を頂きました。


そして、移動。屋台へ。小金ちゃんという有名なお店、人がいっぱい。焼きラーメンを始めて作ったところらしい。
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ここには入らず、、、移動。
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花山天神さんという屋台に入りました。
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メニュー(一部)
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大将が骨のある方で、非常に楽しく過ごさせていただきました。焼きラーメンもうまかったし、羽根付き豚足なるものも初体験。屋台文化うらやましい!!
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常連さんが、観光客に絡みまくるのも、見ていて楽しいし、それが文化なんだろうと。


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2016年04月21日

九州の醤油を求めて@ 福岡県醤油工業協同組合を訪ねる

魚屋を始めるという事を話したら、何人かの人に立て続けに「九州の醤油ってどうなの?」と聞かれました。「美味しいらしいじゃん、扱えば」見たいな感じ。

ただ、正直北海道って醤油に対するこだわりって多分あんまりないんじゃないかなと。浜に行くと昆布醤油とかの独自性のある商品はあるけど、そもそもがこだわりの醤油っていうのはあまり聞いたことがないような。

なので、自分の不明を恥じつつ、じゃあ九州行くか!ということで行ってきました。
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羽田から飛行機で福岡空港へ。そして、まずは良く分からないので博多駅へ。

さて、どうしたものか。行くことが決まってから、福岡在住の友人Eちゃんに聞いたら「福岡県醤油工業協同組合」なる団体が存在している模様。ならば、まずはそこを訪ねるのが筋だろう!ということで突撃〜。

HPはこちら。
http://fukuoka-as.jp/

場所は、博多駅から10駅くらいのところ。天拝山という駅で降りてタクシーで10分くらいですかね。帰りは、バスに乗って二日市という駅から帰りましたが。
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立派な建物。看板。
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この団体は、現在県内の中小零細の醤油蔵が106社加盟しているということです。沢山のボトルが展示されていました。
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いきなり訪ねたにも関わらず、Yさんという職員さんが非常に丁寧に対応して下さいました。有難いね!!そしてDJカニの第一声「と、言うか。そもそも醤油って何なんですか?」。失礼きわまりないとは思いましたが、調べても良く分からなかったので、聞くは一時の恥、ということでぶっこんじゃった。

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「では、醤油の作り方を説明すると分かると思います」ということで、そもそも醤油の作り方を教えていただきました。

【醤油の作り方】
※聞いたことをそのまま書いています。多少色々と違いがあるやもですが、まあヨシとしてください。
@大豆を蒸す
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A小麦を炒る
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B麹を混ぜる
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 この@〜Bを混ぜ合わせたものが所謂『こうじ』と呼ばれる。なので、この工程が『こうじ』を作るという工程になるそう。
C『こうじ』に食塩水を混ぜる この作業を仕込みというそう。
Dこうじ+食塩水を熟成させて『もろみ』にする 半年から一年くらいだそう
Eそれを絞ると『生しょうゆ』が出来る
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F最近は、ボトルの改良により生しょうゆが出回るようになったが、それ以外にも当然火入れをしたものがやはり主流。火入れは殺菌、香り出しに寄与するという。
G上記ものに、各生産者ごとの色を出すのに、添加物を加えたり、各工程の時間、方法を変えたりするんだということ。

おおまかにざっとこんなかんじだそうです。全く知らなかった。そして、Aの小麦でなく米、Cの工程で食塩水じゃなく、塩をくわえると味噌になるのだそう。。。うぎゃ!!目かららウロコが!!出まクリスティ!!

◆では、九州の醤油は何が違うのか
Cの仕込みの段階で、食塩水に加えて、アミノ酸や各生産者ごとの添加物を加えるのだそう。それにより、独特の甘みや旨味がでるそう。
ここで、勘違いしないで欲しいと念を押されたのが、アミノ酸や添加物を加えるということで、添加物に対して(気持ちの上で)アレルギーのある人が、過剰に反応するときがあって、説明が実に難しいのです。という事が悩みらしい。その辺は辺に解釈しないでもらえたらと思います。

◆うまくち、さしみ用とは?
そして、各社で「うまくち」「さしみ」といった表示がある。それは、特に業界で統一された基準があるわけではなく、各社の判断で「うちはこれを、うまくちとしよう」とか、そういう感じらしい。さしみもしかり。ただ、一般的にはさしみのほうがよりどろっとしている。それは、刺身に醤油を付けたときにサラッとしていたら落ちてしまうから粘性が高いほうがよいのだとか。うーむ、なるほど。

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いや〜、マジで勉強になった。これ知ってると知らないじゃ、えらい違いでさ。本当に有難い!!

いきなり行ったにも関わらず、対応くださりありがとうございます!!


◆番外編 二日市駅
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二日市って多くは無いが温泉街?があるみたいで、駅もそんな感じだった。
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待合所には、昔ながらの観光案内所みたいのもあって、なんだか、寅さんになったような気持ちに。まあ、あちこちフラフラしているDJカニなので、もともと寅さんっぽいとは言われていますが、、、病
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疲れていたので、あえて鈍行で帰って汽車の中で睡眠をとりましたよ。気持ちよかった。
posted by DJカニ at 18:58| Comment(0) | 調味料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月10日

魚屋さんを始める

こんにちは。ゴキゲンいかがでしょうか。DJカニはハァハァ言ってます。

今までこのブログを書いてきましたが(最近はちょっと滞っていたりもしたケド汗)、やっぱり俺は魚が大好きなんです。市場、浜に行くと鳥肌が立って止まらないんです。そして買いすぎるんです病。そして、みんなにも食べてもらいたいんです。魚の美味しさをわかってもらいたいんです。北海道の魚を知ってもらいたいんです。何故かはわかりません。でも、おそらく、大学時代に札幌から函館に移り住んで、その衝撃がすごかったんだろうな。なんじゃこの魚は!!ってさ。札幌にいるときは魚って苦いものだと思ってたのよ。

もともと、北大水産を出て、大学院も行って(酒ばっかり飲んでたケド)、大手水産会社(日本で一番売上げがあるトコ)に入りましたが、上司とケンカして辞めちゃってさ。今となっちゃ恥ずかしいんだけど。その後、一年社員育成コンサル的なところにいたんだけど、そのときに築地の横通った時に無い後ろ髪をひかれて「やっぱ魚だ」と気付いてね。そのときに魚屋をやろうと決めたんだ。今から7年前かな。

それで、商売するななら金を貯めなきゃ、と思って、製薬会社に転職したわけでさ。丸7年じっと準備してきたわけです。その間、丸腰で商売なんて出来ないと思って、最低限の知識を持ちたいと中小企業診断士の勉強をしたり、魚さばきまくったり、北海道の浜を回って魚を確認したり。その辺はこのブログにあるよね。

そのときに知った魚、食べ方、調理の仕方を、みんなに伝えたい。

時がきたのよ。

DJカニは魚屋を始めることにした。北海道の魚を浜から持って来てみんなに食べて欲しいんだ。こんだけ旨いモンがあるのに知らずにいるってのはもったいないっしょ。本当にそう思ってる。ただ純粋にそれを知ってもらいたいって思ってる。みんなに喜んで欲しい、んで、少しでも北海道の浜の役に立ちたいのさ。そう簡単でないことは分かってる。

だけど、他のやつに任してらんない。俺がやる。世の中に起業した奴なんて何万といるし、俺だってやって出来ないこともないでしょ。というか、やりたいならやればいいっしょ!俺はやるぜ!町の魚屋が無くっている今、俺の生きている意味がそこにあるんだろうと思う。そのために生きてる。

先は長い、深い、言葉にならないくらい。お前ならやれると、お前の変わりはいくらでもいると。俺はやりますよ、おれはやってやってここまで来た男です。byThaBlueHarb

北海道大学はフロンティアスピリッツなんだよ!



これが今の無職のDJカニの想い。誰が見てるか分からないけど。

Respect

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2016年03月30日

2016サクラマス ホイル焼きレシピ

サクラマス。函館産。

サクラマスについての過去記事はこちら

2016年のサクラマス。今回は、あえて超デカい魚体のものを函館の卸の友人から送ってもらいました。ちょうど3kg!!さすがにデカい。秋鮭の小さめのモノとさして変わらない。こりゃすごいって!
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値段もいい値段したけどさ!!やっぱりサクラマスは高級魚ですね。色味も綺麗な銀色!!美しい!!ヤマメが海に下りるとここまで綺麗な銀色をだすのかが不思議です。
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今回は、まずはやはり「サクラマスのホイル焼き(蒸し)」ですね。
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今回は、尻尾の部分を使用しました。
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★作り方(DJカニ式)簡単です。
@塩、コショウをして10分くらいおく。塩はちょい多いかな位でよいかな、と。両面に。
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Aホイルを広げて、たまねぎの千切りを敷きます。これをすると、皮が焦げずにフワリと食べられます。
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Bサクラマスをたまねぎの上に置き、エノキを乗せる。これは、シメジでも良いかもしれないですね。んで、レモンとバターを置く。
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C白ワインor日本酒を少し多いかな、くらい振りかけて、ホイルで包む。
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D蒸し焼きにするために、フライパンに酒をい入れ、包んだホイルを入れ、蓋をする。

E15分くらい中火にかけ、完成!!火を強くし過ぎないで、、、玉ねぎ敷いてあるから焦げないので、フライパンの中の酒が干からびても焦らない。

Fアルミを開いて、食べる→旨い!!
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皮と一緒に食うのがやはり美味。皮と身の間に旨い部分があるのですよね!!
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春の味覚として、あまり知られていませんが、ぜひともサクラマスを。それも大きくてその辺じゃ手に入らないようなモノを食べてみて、春を感じてもらいたいなと願っています。

posted by DJカニ at 21:42| Comment(0) | 鮭・鱒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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