
エビ上目‐十脚目‐抱卵亜目‐タラバエビ科‐モロトゲアカエビ属‐モロトゲアカエビ
標準和名はモロトゲアカエビ。なんともワケの分からない名前。

シマエビと北海シマエビの違いは以前の記事でご紹介しましたとおり(コチラ)。やはり、よくエビを食べている方でもこの二種をごっちゃに認識されている方は多いようです。まあ、仕方ないよね、どっちもほぼ同じ名前で呼ばれているんだから。
今回は、モロトゲアカエビの紹介です。
赤くて、白い縞が入っています。赤さも結構な紅色。個体によって濃淡はありますが、甘エビより当然赤みは強いですよね。剥いたときも然り。食欲をそそりますし、おめでたい。また、味がとにかく甘い。甘エビより甘いし、食感もしっかりしている。ボタンエビ(トヤマエビ)よりも十分に甘いと思います。そして、ねっとりと舌にまとわり付いて美味さを口全体に広げていく。エビ好きの友人も喜んでくれました。
日本海側でよく獲れているようですね。今回のは函館の朝どれです。

価格は甘エビよりは高いですが、ボタンよりは安いと思います。ただし、あったり無かったりなので、注意が必要ですね。資源量も一定していないようです。

こちらも、タラバエビ科ということで、先にオスとして生まれて、ある一定の年齢になると雌に性転換するようです。

個人的には、北方三種といわれたりもする、ボタン、シマ、甘の中だったらシマエビが一番好きかな。甘みとねっとり感と同時に併せ持つプリッとした感じがとにかくたまらん。

剥いてみても、しっかり赤みが残っているんです。

当然、頭のあたりのミソもちゅるっっと吸って旨い!!
見かけたら、即買いの魚種であることは確かでしょう!!見逃すな!!