2015年04月30日

鵡川の叶寿し

鵡川町の叶寿しさんへ行ってきました。ここでは以前ししゃもの時期に無理を言ってモノが無いにも関わらず、他のお客さんへ出すものを少し分けていただいたことがあり、とても嬉しかった思い出があります。
その時の記事がコチラ

今回、フェリーが苫小牧港に入ってすぐに夕食を食べにいってきました。

小奇麗な堅実なお寿司やさんです。
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特上をオーダー
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これで1,700円。非常に安く食べることができます。しかし、しっかりと旨いお寿しなのです。早い時間にいったので他のお客さんはいませんでしたが、以前うかがったときは、地元の方々の宴会とか、一杯やりながらつまんでいる方とか、カウンターでお店の方と話をしながら食べている方とか、そういった雰囲気です。ししゃも以外の時期は観光客はほぼいないのではないでしょうか。

色々と胆振地方の水産の現状なども情報交換しました。この日は良いマツカワガレイが入ってその縁側が特に美味かった。また、タコ、そいなんかも地物で良いよ、と握っていただけました。
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本マの細巻き。これも実に旨い。
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車なので、お酒を飲めなかったが、日本酒と併せるととても旨いのだろう。また、行きたいと思います。


【オマケ】札幌中央市場ひかり寿司にて
いつもの市場寿司(1,000円)を食べて、季節感は?と聞くと「しゃこ」あと早いけど「トキシラズ」。もうそんな時期になったか。。。
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この時期のシャコは「春シャコ」と言って卵を持っています。それがまた旨い。あまり好きじゃない人もいると思いますが、季節モノ、食べておきたいですね。

posted by DJカニ at 22:07| Comment(0) | 和食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月24日

大型連休に突入

明日から大型連休に突入しますね。そういう人もいらっしゃるということですね。かく言うワタクシDJカニもその一人です。いわゆるGWってやつですね。

昨年のGWは、オホーツクや稚内へ行き色々と確認したことを昨日の事のように思い出す、、、事は不可能ですね。この一年すごい色々なことがあったわけなんですよね。

すっかり春も板についてきた印象がありますが、ホタルイカなんかも良く食べています。やはり生ホタルを使ってパスタを作って食べるのがいいですね。
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いつもながらですが、破裂した内臓の旨味が染出しだソースがフェデリーニに染込んで美味いですね。
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毎年、いつも思うんですが、大型連休、夏休み、冬休みのときなどに必ず「行楽の事故」がおきます。非常に悲しいことです。せっかく楽しみの為に遊びに行ったり、旅行に行ったりしているのに、その出先での事故。本当に気をつけて欲しいし、DJカニ自身も気をつけないといけないと思います。

先日高崎へ行った際に水沢うどんを買ってきたので食べました。うどんってウマいっすよね。
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太さにもよるんでしょうが、湯で時間は12分が良いでしょう。10じゃ短い、13じゃ長いような。
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今回のGWは、基本の函館では初春のマグロ、そして、えりもでウニ、オホーツク・羅臼でウニと毛ガニ。このあたりの確認をしてきたいと考えています。天気も良さそうなのでいい感じですね。

4月は総じて投稿が少なかったので、また気合入れて色々と気付いたことを書いていきたいですね。ネタもあんま無かったんだよな。。。ヘヘヘ!

今夜のフェリーに揺られて北海道上陸。
posted by DJカニ at 08:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月14日

素魚(シロウオ)の踊り食い

春の味覚「素魚(シロウオ)」についてです。
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以前、白魚(シラウオ)についての記事を投稿しました。(コチラ

その際に、似ていて良く間違えられる魚で「素魚(シロウオ)」という魚がいると書きました。今回は、その踊り食いを食べることができました。

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スズキ目‐ハゼ亜目‐ハゼ科‐ゴビオネルス亜科‐シロウオ属‐シロウオ

元気に泳ぎ回っていますね。動画もあったんですが、容量が大きすぎて泳いでるところはアップできないみたい。残念です。

シロウオWIKIPEDIAより引用。
特徴
成魚は全長5cmほどで、細長い円筒形の体形をしている。体はわずかに黒い色素細胞がある以外はほぼ透明で、眼球・うきぶくろ・脊椎等が透けて見える。ただし死ぬと体が白く濁ってしまい、体内の構造は見えなくなる。メスは腹部に黒い点が1列に並ぶのでオスと区別できる。吻は丸く、口は眼の後ろまで裂け、下顎が上顎より前に突き出る。顔つきはハゼ類の特徴がよく現れている。
以上引用終わり。

そうなんです、体が透明なのには驚き。それに、口が大きく広がっていて、目も前のほうに付いてるので、人間の顔みたいに見えるんです。カワイイですね。


素魚は、あちこちで獲れるみたいですが、産地としては佐賀、長崎あたりが有名なんでしょうかね。顔は人間みたいな顔して、まあハゼの仲間といわれてみると似てるような気がしますね。そういう意味では、白魚とは確かに違いますね。白魚は、キュウリウオの仲間になるのですから。(それについてはコチラ


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白魚(シラウオ)。やっぱり、似てるようで、よく見ると全然違うよね。


活での輸送は、例によってエアカプセルが使用されています。
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やはり、かなり丈夫なビニールに入っています。多少のショックじゃ破れませんね。
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輸送、保存の際は5℃くらいの温度帯がよい。ちょうど、野菜室程度の温度ですね。暖かくしすぎても、冷たくしすぎても弱ってしまい、最悪死ぬ。死んでしまうと、ソッコーで白くなってしまうそうです。

さて、早速食べてみましょう。

@
袋からあけて粘りとかがあるので、大きいざるとボールを使って、さっと水道水で洗う。この時に、小さいのでやると、めちゃピチピチ跳ねるから、逃げられてしまいます。袋の中で、弱った振りしていていも、結構生命力が強くて、意外に元気。
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A
すくう。それ用の器具なんてないから、あく取りで代用(笑)金魚すくいの要領で。
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B
ポン酢に入れる。このときむちゃくちゃ暴れるから、マジで深めの器を使うことを推奨いたします。
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この時の様子を動画で収めました。


C
箸で上手い事つまんで口へ運びましょう。
口へ運ぶと、やはり人間の温度が高すぎるのか、大人しくなります。しかし、活きのいいやつは舌の上でクネクネしているのを感じることができます。それを、ゴクリと飲み込むもヨシ、敢えて心を鬼にして噛み潰してほのかな苦味を楽しむもヨシ。両方試してみるのも良いでしょう。まあ、残酷という意見もあるでしょうが、これは春のイベント、文化と捕らえて頂ければ良いでしょう。味は、まあよく分かりませんが個人的には美味しかったです。

よく聞かれるのが「胃の中で動いてるのって感じる?」ということなんですが、そんなわけねーだろ!!ってのがDJカニの回答となります。めちゃくちゃ獲れたてで、激烈に鮮度が良いものならそういう事もあるのカモ(あるのか!?)しれませんが、とりあえず感じることはできませんでした。

ちなみに、シロウオは「素魚」と書きます。素人(シロウト)と同じ読み方、と覚えていただけると、白魚との区別がつくんじゃないでしょうか。と、気付いたので、最後にしたためておきます。

もし、どこかで見かけたら、せっかくなんで食べてみてください。食べるのがかわいそうなら飼育してあげてもいいんじゃないでしょうかね。笑。

posted by DJカニ at 22:41| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする