2014年09月01日

カナダ産ボイルずわいがに

9月に入りました。世間じゃサンマサンマと騒いでおりますが、ワタクシは値段が下がるまでじっと待っているのであります。しかも、釧路から来週サンマが箱で来ることになっておりまして、有難い限りです。


カナダ産ボイルずわいがに
そんな折、以前お世話になっていた大阪に居るカニの兄貴分にこちらの桃を送りましたら、お礼にと「カナダ産ボイルずわいがに」を送っていただきました。こちらも有難いことです。これは、小箱といって5kgです。
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「Luxuary」と書いてあるのはブランド名(工場)です。大げさな名前ですが、聞いていると慣れてきます。

「カナダ産ボイルずわいがに」は、北陸や中部地区、大阪などで大変重宝されています。理由は、殻がきれいなオレンジ色をしている事。昔はもっと赤かったらしいが、今は大体鮮やかなオレンジですね。資源管理もなされているので、カニ質も安定している。そして、ガス凍結という手法で急速冷凍しており、瑞々しさが保たれること。そして、グレーズ(乾燥防止のために表面に張られた氷)が厚く、しっかりとしていること。が挙げられると思います。
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グレーズがしっかり乗っているのが分かりますね。

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鮮やかなオレンジ色。綺麗ですね。

カナダという事で、しっかりとした工場管理が出来るという点も安心材料でしょう。確かに、ロシア産にくらべると、きちんと選別しているし、立て方(並べ)もきれい。箱も立派に仕上げてある。箱のまま送ったりできるという意味でもやっぱり扱いやすんだろう。

当然、値段もカナダ産のほうが高いものとなります。


カナダの漁場・漁期
カナダのどこでずわいが獲れているのかといいますと「セントローレンス湾」というところですね。いわゆる「ガルフ地区」というところです。ここの蟹は殻がきれいで身入りも良いものとなります。この周辺には蟹工場がいくつもあります。
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セントローレンス湾の位置。カナダのずわいはここで漁獲されます。カナダのずわいは大きく「ガルフ地区」「NF地区(ニューファンドランド)」がある。NFというのは、三角の島の名前でニューファンドランド島といいます。その東側が漁場となります。

ガルフ地区c.jpg
赤丸の所が「ガルフ地区」。黒い楕円が「NF地区(ニューファンドランド地区)」です。ちなみに、左下のところにある、プリンスエドワード島というところは「赤毛のアン」の島です。笑

今回のずわいは、ガルフ地区で取れたもの。NF地区でもずわいが取れます。それは、小箱(5kg)にはならず、ずわいの剥き身の原料になっていきます。NF地区のずわいは殻が汚れている(色がくすんでいる、殻に傷が多く、傷の部分が黒っぽくなっている)ので、殻付の箱物には向きません。

漁期は5月〜6月にかけて。北海道のずわいや毛ガニと同様に春先なんです。蟹の消費は年末ですが、春先が旬という事は覚えておくと便利かもしれません。


冷凍蟹の解凍
冷凍蟹の溶かし方です。まず、流水でグレーズ(表面の乾燥防止の氷)を溶かして落としてしまいます。そして、新聞紙などに包んで、冷蔵庫に入れておきます。放っておくこと5時間くらいかな。良い感じに解凍完了!簡単ですね。


身入りチェック
その前に、身入りのチェック。まず、肩身を見る。ここで身が入っていないものはそもそも失格。クレームの対象になります。うん、問題なし。
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脚を切ってみて、身入りを見ます。一番いいのは、第一脚(爪のついている親指のすぐ横の脚)の上から三分の二のところを切ります。そして、見てみましょう。ここで、8割は無いとだめですね。たまーに全然身入りが悪いものもあるんですよ。こちらもクレームになります。今回のものは大丈夫ですね。OK!
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食べましょう
カナダのずわいの特徴は、味がとても上品なことでしょう。塩味薄め。中部・北陸の人好みの味になっていますね。名古屋の人はしょっぱいずわいお断り!なので、薄めの味付けがいいんでしょう。当然、しっかりとずわいの味はする。カニ酢につけてさっぱり食べる、茶碗蒸しに入れる、サラダ・酢の物で食べる。ただ、バリバリムシャムシャ食べるのでなく、蟹の歴史のあるところは、色々な食べ方を教えてくれますね。北海道なんかだと、そもそもずわいはほとんど食べないですし、それこそ、バリバリムシャムシャですよ。笑。
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瑞々しさが伝わりますね。ガス凍結はいいですね。新モノですし。漁期はGWくらいからだから、まだそんなに経っていませんね。

爪。身入りがしっかりしているので、爪を剥いても、形がしっかり。不思議と女性に爪好きが多いように思います。
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味は、ちゃんとカナダの味ですね。上品なずわいの味が楽しめますね。

なかなか、ずわい蟹を口にする機会も少ないと思いますし、どこに売っている?どれを買えば良い?という問題もあります。そこが一番問題なんだろうな。値段は高いし、ちゃんとしたものが手に入るんだろうか。そんな不安もある。そこは、なんとか、解決したいと思っていますし、少なくともDJカニの周囲の人はそんな心配なくずわいを楽しんでもらえたらな、と思っています。


posted by DJカニ at 22:11| Comment(0) | かに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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