
白糠も相当ししゃもが揚がる。広尾、釧路市に次いで3番目(H24.北海道水産現勢)。白糠はツブも名産。

白糠漁港。結構デカい漁港だ。看板もかっこいい。

覗いてみると、、、漁船が沢山入っていて、選別作業をしている。広尾とは打って変わって、そこそこ水揚げがあった模様。家族総出で選別作業をしている。家族愛があってこそなんでしょう。子供もちゃんと手伝っています。えらい!

面白い箱があった。これには、小さい魚が一杯入っていた。きっと規格外で網にかかってしまった雑魚を貯めているんだろう。元漁師のじっちゃんが、酒のつまみに、自分で干して食う、といって、選んでいた。

そのときに、教えてもらった。下がししゃも(の、ちっこいやつ)。上がキュウリウオ。※キュウリウオについては、別途。非常に似てますよね。やっぱり浜の人はこの辺はすぐに見分けがつくようですね。ちょうどいい大きさのキュウリを探して、一晩干して焼いて食うんだとさ。うらやましいぜ!

と、言うことで、白糠の生ししゃも。白糠のししゃもの印象は、鵡川ほどゴツくなくて、広尾ほど赤っぽくない、その中間のような印象。写真のモノは小さい魚体ながらも、背中の緑がかった模様は残っている。

入札の見学の許可をもらって、市場内へ入っていく。昼の見学が14:30くらいだったかな。入札は16:30からだそうだ。

各船ごとに入札が行われている。

先ほど、選別されていたやつだろう。白糠港では、木箱一つにつき13kg定貫で入れている、と教えてもらった。
入札のときは、シーンと静まり返る。真剣そのもの。緊迫した空気。それは当然だろう。


白糠でも、水揚げを見学することができた。さらに、選別の様子、入札まで見せていただくことが出来て、これまたラッキーですね。非常に勉強になった。水揚げ、選別から、入札までの間時間があったので、加工屋さんで白糠産ししゃもを買って、食べた。それについては、次の投稿とする。