ニシン上目‐ニシン目‐ニシン科‐ニシン属‐ニシン
有名な魚だから、まあ、みんな知っているでしょう。「石狩挽歌」という歌もこのニシンについて歌ったエレジー(悲哀歌)ですよね。知らない人はyoutubeででも見てください。切ない歌です。
見た目
大きさは、やはり圧倒的にノルウェーの方が大きいですね。まあ、北海道産でも大型のモノもあるんでしょうけど、その辺に流通するものといえば、やはり小ぶりのモノが多いのでしょうね。
ノルウェー産は解凍モノなので、皮目にツヤは無いですね。北海道産のものは皮目はキラキラ銀色で綺麗。
断面
これは、非常に面白い。国産の方は、サンマにも似たいわゆる青魚特有の色あい、模様の断面が見られる。比べて、ノルウェー産は脂が乗っている事と、冷凍の影響?で身は白っぽくなっていますね。鮮度の良い状態がどんなんか見たことがないから分かりませんが、種類が微妙に違うという話も聞いたことがあるので、その辺の影響もあるかもしれません。北海道産のニシンは脂が少ないので、冷凍には向かないかもしれませんね。
煮付けにする
やっぱり、ノルウェーのモノが身の存在感がしっかりしている感じですね。
北海道産
食べて旨いのはコッチかな。脂は少なめだけど、柔らかな身質、ホロッと崩れてホクホクと旨いあの感じ。それは、やはり冷凍していない鮮魚ならではのものかな。身の柔らかさとかホロホロ感がニシンの醍醐味。それをしっかりと楽しんで欲しいな。箸の使い方がポイントですね。なので、箸の持ち方はしっかりとしたいものです。あまり美味くない、というか出来ていない方は今からでも遅くないからしっかり直しておきたいものです。
ノルウェー産
やっぱり、デカイ。それが第一印象。身もしっかりしていて、北海道ニシンとは全く別物ですね。味も正直ちょっと期待しているニシンの味とか違った感じ。ただ、いつの季節もニシンを食べることができるのは有難い。写真からもちょっと固めだなっていうのは伝わると思います。
最近では、北海道でもニシンの群来があるようなので、今後に期待したいですね!!