ワカサギは天麩羅か唐揚げが好きですが、楽な方という事で、やはり唐揚げです。
当然、美味しいですね。ただし、鮮度があまり宜しくないので苦味がありましたね。まあ、苦味もまた一興。
ワカサギ
サケ目‐キュウリウオ科‐ワカサギ属‐ワカサギ
体は細長く、あぶらびれを持っています。サケ目という事でそういうことなんでしょう。ワカサギは日本のある程度、寒いところであれば今はいたるところにいるようです。あちこちに移植して範囲を増やしているようです。
ワカサギは、水温、塩分の適応範囲が広いので、海水、淡水のどちらにも生息できます。また、濁りにも強いために、全国各地の河川、湖沼、ダム湖にも移植されています。移植して際南限は鹿児島県のようです。それには驚きですね。アメリカのカリフォルニアにも移植されて「wakasagi」と呼ばれているようです。なかなか興味深いですね。
ワカサギは、本来はサケのような、遡河回遊魚。遡河回遊魚とは、河川でふ化して海で成長し、再び産卵のために河川に上ってくるという生態です。しかし、適応性が非常に高いために、あちこちで生息できるということなんですね。
ただ、せっかく生息域を広げても、池などで誰かが放流したブラックバスなどがワカサギの稚魚を食べてしまい、場所場所では減ったりしているようです。ブラックバスの放流は本当にいけませんな。
漁獲量は、近年では北海道で500トン以下程度のようです。そして、その6割が網走で獲れています。遊魚としても人気で釣りも沢山行われていますね。
にしても、ワカサギは美味しい魚ですね。こういう安くて美味しい魚が永続的に食べられるような状況が続けばいいですね。
ワカサギに似ている魚って結構多くて、それについては、今度、投稿しましょう。