2016年11月08日

ししゃもの季節

10月も終わり、11月も半ばに差し掛かる、、、。

そんな季節ですと、ししゃもが気になる。今年も10月半ばからししゃもの季節が始まった。この季節は胸が躍るね!

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ししゃもについては過去の記事でチェック!『北の一等星 ししゃも』でググッてもらえればイロイロ出ますので4649!

生ししゃもを入れまして、厚岸産!大黒ししゃもというブランドでやっておりますね!
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これは、沖詰めと言って船上でパッキング(箱詰め)してソッコー送る、というものです。なので、鮮度は良くて、遠くはなれたTYOでも刺身で食えるってハナシでさ!

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こんな感じ。
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やっぱりせっかくだから刺身で食べたい。という事でさばきます。こ、こまい、、、めんどくせぇ!Butしかし!!旨いししゃもを食べる為にはこの程度の障害はDJカニは気にしないのであります!!余裕だぜ!!
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こんな具合ですね!

この作業をしていて、二年前鮨屋さんで、バクバク食いまくっていたことを悔いましたね。面倒がどうとかじゃなくて、さばける量も限りある中でいろんなお客さんにも食べてもらわないといけないのに、、、あんなに食べたDJカニ、、、この償いはさばきまくることで返していきたいと思います。

ししゃもは、塩で食べるのが旨いのだ!
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独特の、淡白な味わいに加えて、コク、香りが他には無いよね。これはやっぱり食うしかない!!そうは言っても今週末くらいで終わりですんで最後のCHANCE!

そして、極めつけは、、、自家製シースー!握っちゃったもんね(握ってもらった笑)。
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実際オススメとしては、酢飯との相性は最強です!!これは試すしかない!!

マジで旨い。久しぶりの投稿で感が鈍っていることはご容赦願いたい。。。
お詫びに、元気の出るイラストを!
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posted by DJカニ at 22:54| Comment(0) | ししゃも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月18日

ワカサギ

ワカサギの季節もそろそろ終わりですね。という事で、唐揚げにして食いました。

ワカサギは天麩羅か唐揚げが好きですが、楽な方という事で、やはり唐揚げです。
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当然、美味しいですね。ただし、鮮度があまり宜しくないので苦味がありましたね。まあ、苦味もまた一興。

ワカサギ

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サケ目‐キュウリウオ科‐ワカサギ属‐ワカサギ

体は細長く、あぶらびれを持っています。サケ目という事でそういうことなんでしょう。ワカサギは日本のある程度、寒いところであれば今はいたるところにいるようです。あちこちに移植して範囲を増やしているようです。

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ワカサギは、水温、塩分の適応範囲が広いので、海水、淡水のどちらにも生息できます。また、濁りにも強いために、全国各地の河川、湖沼、ダム湖にも移植されています。移植して際南限は鹿児島県のようです。それには驚きですね。アメリカのカリフォルニアにも移植されて「wakasagi」と呼ばれているようです。なかなか興味深いですね。

ワカサギは、本来はサケのような、遡河回遊魚。遡河回遊魚とは、河川でふ化して海で成長し、再び産卵のために河川に上ってくるという生態です。しかし、適応性が非常に高いために、あちこちで生息できるということなんですね。

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ただ、せっかく生息域を広げても、池などで誰かが放流したブラックバスなどがワカサギの稚魚を食べてしまい、場所場所では減ったりしているようです。ブラックバスの放流は本当にいけませんな。

漁獲量は、近年では北海道で500トン以下程度のようです。そして、その6割が網走で獲れています。遊魚としても人気で釣りも沢山行われていますね。

にしても、ワカサギは美味しい魚ですね。こういう安くて美味しい魚が永続的に食べられるような状況が続けばいいですね。

ワカサギに似ている魚って結構多くて、それについては、今度、投稿しましょう。
posted by DJカニ at 10:25| Comment(0) | ししゃも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月29日

ししゃも食べ比べセッション報告

ししゃもを、鵡川、広尾、白糠から取り寄せまして、食べ比べをしました。

それぞれ、特徴はあるんですが、そもそも同じ魚種でも見た目が全然違うんですね。
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一番右の一尾が鵡川のメス。完熟というやつですね。
右側の三尾が鵡川のオス。他と比べると、成熟が進んでいることがわかりますね。
真ん中の三尾は、広尾のオスですね。色が白っぽくてほんのりピンク色。成熟が進んでいないというのもあるでしょうけど、広尾のものはそもそも色が薄いらしいですね。
左の三尾は、白糠のオス。鵡川と広尾の間くらいの感じでしょうかね。

ちなみに、規格は鵡川のメスが「完熟」。オスが「大きいやつ」。広尾が「30尾」。白糠が「7L」。各地のその時の一番大きいものを選びました。ししゃもは大きければ大きいほど食べ応えがありますからね。規格ってのは、各自で任意で決められるので、ばらばらですね。にしても、鵡川の「大きいやつ」ってのはちょっと面白いですよね。まあ、鵡川も別の加工屋さんだったらそれぞれまた違う規格の呼び方なんでしょうけど。。。


食べたときの印象を簡単にまとめておきましょう。友人を呼んでししゃもセッションをしたときの感想をまとめてみました。

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上:鵡川オスメス。中:白糠オス。下:広尾オスメス。

鵡川:デカい!!食い応えある!尻尾のほうまで味がある。鵡川は男性陣が旨い、と評価。内臓のコクも評価ポイントに挙げられていた。臭みはなくコクとして認識される感じ。天然アユのようなほんのり香る香りも受け入れが良かった。

白糠:バランスの良い味。明らかに作り手(加工屋さん)の意思を感じ取ることができる。味わいと食感のホロホロ感のマッチング絶妙。料理を知っている(作れる)人は知らぬかを絶大に支持している声が多かった。香りについても問題なく高評価。

広尾:鵡川、白糠には無い「水気」が逆に高評価につながっていると思われる。数時間の機械干し、ゆえの瑞々しさ食感としてのホックリ感を生み出していると考えられる。結果として、面白かったのが、女性陣は皆、広尾産が一番好き!とのこと。食べた感じ(食感の事?)が一番良かったと、焼いた時の身質が大事なんでしょう。男性陣は、やはり内臓の微妙な臭み(機械干しだから仕方ない部分はある)を感じてしまい、鵡川白糠に軍配を上げている。比較してしまうと、それが目だってしまうことも事実。単品で食えば気付かない人も多いでしょう。


と、まあ、非常に美味しかったし、みんなの意見も参考になったし、とても楽しい時間をすごすことができました。旨い海産物の周りに人が集まって、ワイワイやっているのは、とても嬉しいことだ。

これで、一ヶ月の長きにわたった「ししゃも」についての投稿はひと段落。頭の中は、ししゃもばっかりだったけど、そろそろ、カニの事も思い出してあげないと、嫉妬されちゃいますね。ししゃも疲れしちゃいました。
posted by DJカニ at 23:43| Comment(0) | ししゃも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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