ことしも枝幸へいってきました。昨年も枝幸へいって毛ガニを確認してきました(
昨年の記事はコチラ)。

枝幸は毛ガニ漁獲量が日本一!3/16日から始まって枠を取りきって終了。今年は、4/30で終漁となったそうです。枝幸を訪れたのは5/1の早朝。前日の最後の漁獲の茹でたものがあったのでギリギリセーフ!!マジで危なかった。枝幸は常に確認しないといけませんね。
今まで食った毛ガニの中で一番旨かったと認識している「ささき水産」さん。お手製のカニの看板がかわいい。家族で営んでらっしゃる。カニをやっていない時期は一夜干しなんかを作っているそう。品質には絶対の自信があるんだと、おっしゃっていました。

昨年訪ねたことを覚えていてくださって「また来たのかい?」と。嬉しいですね。オホーツクの人情ですね。

左の建物が作業場。朝7時くらについたのに営業中。宗八の処理をされていました。バカがつくくらい丁寧な作業。プライドってこういうことなんだろう、と。見習わないといけません。

さて、肝心の毛ガニ。前日漁獲、前日15時茹で、冷蔵庫でおいてあったもの。数量も少なく。本当に危なかった。オホーツクの毛ガニの特長である、素晴らしく美しいピンク色。しかも、相当鮮やかな。くすみは一切ない。芸術と言っても過言ではないとDJカニは思っている。

これでサイズが500g弱。
枝幸港も散策。この日は漁はないようだった。


毛ガニを眺めてみる。






早速食べてみましょう。
やなり一番気になるポイントはミソ。見た目としては、ミソの量、色目、トロトロ・クリーミー感は間違い無く。特に色目が素晴らしい。食べたときのコクが連想されることは言うまでもない。

ささっとさばいて並べましょう。

ミソやっぱこれやばいわ〜。ゴクリ。。。

感じて欲しいのは、チルド(冷凍していないもの)ならではのプリプリ感と繊維感。食感は見た目に宿る。
脚肉

肩身

定番のミソに肩身を和えて食べるのが激マスト。やったことない人はこれをやらずに何とする!!これと日本酒は必須アイテムなのだ!!

色目よし、身入りよし、ミソの味わい・コクよし、文句一切無し。
ただ、一つだけ、サイズが年々小さくなっているとのこと。今年は特に大きいサイズはどこに行ってもない、ということでした。昔であればキロサイズの毛ガニだってそこそこいた。今は500gでまあ大きいほうだし、それ以上になるとグン!!と価格が有り得ないくらい上がってくる。だれが食うんだ!!という感じ。そのことを想うと、、、つらいです。どうしたらいいんだろう、なんてDJカニごときはわからないが、問題意識だけはもっておきたい。
いずれにしても季節の枝幸の毛ガニは世界一旨いと想っている。となりの雄武も美味しいんですが、それはまた今度、、、。