2015年04月09日

たんぱく質の多い魚

最近、DJカニは怠惰な生活を改め、酒を控えてせっせこジムに行って、ウエイトトレーニングをしています。

大学時代などはアメフトをやったりして、そこそこムキムキでしたが、、、今は昔竹取の翁といふものありけり状態。体脂肪も落としつつ、筋肉量を増やすという荒業に挑んでおりまして、そうすると、トータルのカロリー(炭水化物)は下げながらも、たんぱく質を取らなければいけません。一日140gのたんぱく質摂取を心がけています。

今時点ですごい感じているのは、食品だけでたんぱく質を取ろうとするとかなり大変、、、。ということです。そのため、栄養補助食品という観点でプロテインも併用しています。朝と夜に飲んでいます。これだけで、40gのたんぱく質を摂取できます。

残りは、食事の中で摂りたいものです。たんぱく質の多い食品を改めて探してみますと、意外に無いもので、最近よく食べているものは、豆腐、納豆、鳥の胸肉、レバーあたりでしょうか。手っ取り早くタンパク源を探すと大豆と動物性が多い気がします。

しかしながら、DJカニとしては魚からのたんぱく質も希望!ということで、今日は調べてみました。下の数値は、100g辺りのたんぱく質の量です。

ただタンパク質が多いだけでは、ダメで、@現実としてそれをどれだけ食べられるか、Aそれは買えるのか?B塩分大丈夫?あたりの視点で、効率のいい魚を探して見ましょう。


ふかひれ  : 83.9
かつおぶし : 77.1
たたみいわし: 75.1
煮干し   : 64.5
いわし(丸干): 32.8
いわし(みりん干): 31.4
あじ(焼)  : 27.5
あゆ(焼)  : 26.6
まぐろ(赤身): 26.4
いわし(焼き): 25.8
かつお   : 25.8
スモークサーモン: 25.7
たら(でんぶ) : 25.5
あじ(干物)  : 24.6
かます(焼)  : 23.3
しらす干し  : 23.1
たい(焼)   : 23.1
うなぎ(かば焼): 23.0
塩さけ    : 22.4
かれい(子持ち): 22.3
むつ     : 22.2
さけ(生)   : 21.7
たい(生)   : 21.7
ぶり     : 21.4
ひらめ    : 21.2
さば(水煮缶) : 20.9
身欠きにしん : 20.9
あじ(生)   : 20.7
さば     : 20.7
いわし(油漬) : 20.3
かれい(干し) : 20.2
さわら    : 20.1
まぐろ(脂身) : 20.1
いわし(生)  : 19.8
すずき    : 19.8
にじます   : 19.7
はまち(生)  : 19.7
かれい    : 19.6
さより    : 19.6
さんま(開き) : 19.3
ふぐ     : 19.3
きす     : 19.2
したびらめ  : 19.2
かわはぎ   : 18.8
しめさば   : 18.6
さんま    : 18.5
かじき    : 18.3
ほっけ(開き) : 18.2
めざし    : 18.2
たら(生)   : 18.1
めばる    : 18.1
きんめだい  : 17.8
ツナ缶(油漬) : 17.7
あなご    : 17.6
にしん    : 17.4
ほっけ(生)  : 17.3
いかなご   : 17.2
いさき    : 17.2
たちうお   : 16.5
ツナ缶(水煮) : 16.0
ししゃも   : 15.6
たら(塩)   : 15.2
わかさぎ   : 14.4
はたはた   : 14.1
しらうお   : 13.6
あんこう   : 13.0
うなぎ(きも) : 13.0
ぎんだら   : 13.0
あんこうのきも: 10.0

ざっと見て、だいたい普通の魚で20%くらいのタンパク質含有量ですね。しかし、脂のノリが一般的に良いとされている魚は15〜10%程度になってしまいますね。これは組成比の問題で脂質が多くの割合を占めているんでしょう。魚脂は体にいいので気にせず食べて大丈夫ですね!

干してあるものは、水分含有量が低いので異常に高いタンパク割合になっています。ふかひれなんて高くて食えないし、畳いわし100gもどうやって食うのよ!!オラッって感じですよね。

見てみると、現実的に良く食べられそう(量的にも、価格的にも)な魚は、圧倒的にマグロですね。赤身が最強っぽいですね。後は、大衆魚的には、アジ、いわし。季節的にはカツオなんかもいいですね。後は、北海道なら鮭(生のほうで、塩ジャケは食べすぎはダメ)ニシン、ホッケが良いかな。

ちなにみ、マグロ赤身どの程度で、どのくらいの重さかな?と思われると思います。アラを買ってきて、フライパンで塩焼きしたものです。
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これで、400gくらいです(皿は長い辺で25cmのもの)。結構ペロッと食えちゃう。これでなんと約100gのタンパク質が摂取できる!!素晴らしい!!熱量は、500kcal、しかし炭水化物じゃないので気にしないでOK太りません。

ちなみに、鳥の胸肉で19.5g・191kcal(100gあたり)なので、実はいかに魚がタンパク質豊富かがお分かりいただけると思います。

それを考えると、魚を沢山食べて、適度に炭水化物を取って、足りない分はプロテインでカバー!その上で、ウエイトゴリゴリやると確実に筋肉量のアップ、体脂肪量を減らすことが出来ますね!

是非、参考にしてみてください!
posted by DJカニ at 23:27| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月31日

目標達成

今日は、3月31日。2014年度最終日。明日からは、新たな出発をする人も多いことでしょう。北海道から東京に就職で出て行ったときの事を思い出していました。

※写真は、先日食べたカナダ産ボイルずわいがに。マデリン工場の製品です。内容とは全く関係ありません。image.jpg

今年は、特別な節目の一日にすることができた。以前から、(柄にもなく病)貯金に精を出しており、その金額が、目標にしていた金額にようやく到達。

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以前は、「宵越しの金はもたねぇ」なんて調子こきまくっていていたのだが、甘かった。何かしたいと思ったときに、必ず、先立つものが必要なことに想いを馳せることは当時のバカなDJカニには無理な話だったわけで。

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だから、これから新社会人になる若人たちに一言アドバイスがあるとしたら「未来の自分の為に金をためはじめろ」と。そして、方法は、給料が入ったらそこからまず貯める分を抜いておけよ、と。

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しかし、そんな事言われても、わかんないものでしょう。舞い上がってるだろうし、そんな必要になる状況の経験もないのは当然なのだから。人は、やはり経験からしか学べないのかなと思っている。以前の会社の頭イカれた上司が「経験からしか学べないやつはバカだ、想像して行動しろ」なんてかっこつけてたけど、うそこけ、と思っていたね。頭のいい「(自称)コンサル笑」の言う事は嘘ばっか。やっぱり、経験して痛い目みないとわからないモノだろうと思ってるよね。

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にしても、まあ、よくこんな金貯めたな〜、と自分でもしみじみ。しかし、これからもしっかりと節約して、頑張って貯めていかないといけないと気持ちを新たにした次第。

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これからの、自分の為に、もっとしっかり頑張ろうと決意した一日。ちょうど、年度が変わる前に達成できたことが、何か不思議な気がしてなりませんね。

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祝杯を上げよう!!とも思いましたが、やめといた。お金も使うし、肝臓にも負担かかるし。この自制心がついたことが自分でも嬉しいし、大事なことなんだろう、と。
結局、ジム行ってウエイトトレーニングしちゃったよ。爆

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※ずわいがには、こんな風に剥けると、より美味しそうに見えるし、食べやすいし、みんなに喜んでもらえます。

今日は、こんな事があったので、取り留めのない文章でもいいかなと思って、自分の記録として投稿しましょう。明日は、東海大四(札幌)が決勝戦まで進んだので、応援をしましょう!

最近、つとに思うのが「継続は力」という事です。続けることが大事だし、だけど一番難しい事なのかも知れない。
posted by DJカニ at 23:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月28日

プロの調理するマスノスケ

マスノスケを食べるに当たって、悩みがありました。それは、あまりに「脂」が乗っていて、身が「柔らかく」て、意外に「水分」もあって(これは季節性のモノかもしれない)、素人(トウシロ)のDJカニには扱いきれるシロモノでなかったのです。それ以外にも、あまりに高価な魚であるので、それを活かしきる料理の腕がいると思ったのです。

冬に、自分で焼いて食ったマスノスケのステーキ。旨いことは旨かったが、マスノスケ本来の旨さは引き出すことは到底できないことは自明であろう。
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そこで、行きつけの居酒屋さんのマスターにお願いして料理していただきました。その料理人さんは、横浜で8年間修行した方です。その方に任せておけば大丈夫でしょう。

@幽庵焼き
幽庵焼きとは、醤油酒みりんに柚子の味で漬けて焼いたものです。
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まず、これは自分では作れないですね。非常に旨い!!そりゃそうなんだけどさ。漬け込むことで、鮭独特の旨味(脂では無い)の足りなさをカバーし、さらに水分も抜けるという。そして、脂を活かすために味噌系の漬魚でなく、醤油系にし、マスノスケの顔(味)を前面に持ってくるという寸法。素晴らしいですね!
和食の経験と理屈で見事に活かしていただきました。


Aクリーム煮
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目先を変えて、洋風で、ということでクリーム煮が供されました。マスノスケは洋食の材料になったりもする。当然、その場合は、養殖モノを使ってるんだけどね、だからノルウェーかニュージーのキングサーモンだ。よく、結婚式で「キングサーモンの○○」といったメニューが出ますが、それはキングサーモン(養殖)です。
外食で使えるって言ったら超高級店ですよね、和食にせよ、洋食にせよ。そもそも、手に入らない。

お味は、、、。こちらも、旨いですね。意外にサッパリしてやがんの。いい意味で裏切られたって感じですわね。なるほど。基本がしっかりとあると、色々できるのね。すばらしい。


B鮨
実は、この料理人さんのご実家はお鮨やさんなんですよね。その方自身は鮨の修行をなさっていた訳ではないのですが、時折握ってくれる。良いキンメ(金目鯛)なんかが入ったりするとやってもらえたりしますね。実は、併せて秋に作っておいたイクラも持ちこんでおいたので、それと合わせて握ってくれました。

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ハッキリ言って旨い。これは、酢飯に合うんですよね。基本的に江戸前では鮭のたぐいは握りませんが、とっても旨かった。養殖モノにある、あの養殖臭、臭み、独特のあの鼻の高いあたりに「ウッ」とくる感じ。それが全く無く、ドロッと口の中で溶けていく感じを脂と共に感じることができます。

醤油イクラが乗せてあるので、醤油をつけないでも十分大丈夫。昆布のエキスも吸わせてあるイクラなので、余裕で旨い訳ですよ。こりゃ、ヤバイね!!

回転寿司やらなんやらで出回っているサーモンとは当然違う。比べることがまず有り得ない。あちらの方は、トラウトサーモンが主流。世間で美味いといわれている回転寿司でもアトランティックサーモンです。両方、当たり前のように養殖。それがイケナイと言うつもりはありませんが、DJカニは食いません。


C刺身
やっぱり、シンプルに刺身だね!これに関しては、DJカニのモノと同じですね。切るだけだから。醤油とわさびを付けて、、、ああ、旨い。ドロッと舌の上で融けていく、脂もしっかり乗っている。旨味の足りないところは、醤油でちょいとカバー。素晴らしいですね。なかなか、感じたことの無い食感です。
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やっぱり、色々な調味料を旨いこと使って、その素材を活かす。これが料理人の経験と腕なんでしょうね。その辺がDJカニにはできないことなので、有難かったです。特に「幽庵焼き」が絶品でした。それが、全てを物語っているんでしょう。
posted by DJカニ at 10:00| Comment(0) | 鮭・鱒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月27日

キュウリウオの仲間たち

キュウリウオの仲間たちは、当然ですが、みんな容姿が似ています。今日はそれを紹介しましょう。

その前に、、、
以前はこのあたりの魚の仲間は「サケ目」だったようなのですが、分類が変わって「キュウリウオ目」になったようです。分類というものは、結構よく変わるもので、やっかいですねぇ。全種類DNA解析して、それを元にやっちゃえばいいのに、なんて思いますけどね。学者さんお願いします。北大の水産学部もたまには役に立つことをやって下さい!笑。東京水産にやられっぱなしでしょうが!コラッ

今日は、よく見かける「キュウリウオ目」の魚を一挙公開!!
キュウリウオ、ししゃも、カペリン(カラフトししゃも)、ワカサギ、アユ、シラウオの順にいきます。
※残念ながら、チカの写真は持ち合わせておりませんので、無いです。トホホ。北海道にいりゃ季節になればそのへんに売ってるんですがね。そのときに写真を撮りましょう。

@キュウリウオ
写真の大きいほう。小さい方はシシャモです。すごい似てるよね。
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Aししゃも
同じシシャモだけど、産地とサイズ、成熟度合いで見た目も大きさも随分違う。
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こちらは、白糠。

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こちらは鵡川。ご立派!

Bカペリン(カラフトししゃも)
これは、ししゃもの代用品として名高いカペリン。それはそれで旨いし、近いけど別の種類ということで4649!
写真の下の四本がカペリン(メス)。上のはシシャモのメス。焼いてあるんだけどね!苦笑。こうやって、並べると「確かに違うな!」って思うしょ?
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Cワカサギ
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整列!!

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Dアユ
こちらは、珍しい天然の写真です。養殖モノみたいに丸っこくなくて、シャープなボディーライン。
富山県小矢部産
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Eシラウオ
シラウオ(白魚)です。ぬおわにぃぃ!!これもキュウリウオ目の魚だったとは!!マジで驚きですね。
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とまあ、こんな感じです。チカの写真はそのうちどっかで撮れたら追加しときます。

にしても、どれもこれも似ていますね。けど、よーく見るとやっぱり違う。味も臭いも違う。そのあたりの違いが分かってくれば、お魚初段くらいはもらえるのかな。笑。

今日のは、肩の力が抜けるような投稿になりました。







posted by DJカニ at 22:24| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月18日

ワカサギ

ワカサギの季節もそろそろ終わりですね。という事で、唐揚げにして食いました。

ワカサギは天麩羅か唐揚げが好きですが、楽な方という事で、やはり唐揚げです。
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当然、美味しいですね。ただし、鮮度があまり宜しくないので苦味がありましたね。まあ、苦味もまた一興。

ワカサギ

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サケ目‐キュウリウオ科‐ワカサギ属‐ワカサギ

体は細長く、あぶらびれを持っています。サケ目という事でそういうことなんでしょう。ワカサギは日本のある程度、寒いところであれば今はいたるところにいるようです。あちこちに移植して範囲を増やしているようです。

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ワカサギは、水温、塩分の適応範囲が広いので、海水、淡水のどちらにも生息できます。また、濁りにも強いために、全国各地の河川、湖沼、ダム湖にも移植されています。移植して際南限は鹿児島県のようです。それには驚きですね。アメリカのカリフォルニアにも移植されて「wakasagi」と呼ばれているようです。なかなか興味深いですね。

ワカサギは、本来はサケのような、遡河回遊魚。遡河回遊魚とは、河川でふ化して海で成長し、再び産卵のために河川に上ってくるという生態です。しかし、適応性が非常に高いために、あちこちで生息できるということなんですね。

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ただ、せっかく生息域を広げても、池などで誰かが放流したブラックバスなどがワカサギの稚魚を食べてしまい、場所場所では減ったりしているようです。ブラックバスの放流は本当にいけませんな。

漁獲量は、近年では北海道で500トン以下程度のようです。そして、その6割が網走で獲れています。遊魚としても人気で釣りも沢山行われていますね。

にしても、ワカサギは美味しい魚ですね。こういう安くて美味しい魚が永続的に食べられるような状況が続けばいいですね。

ワカサギに似ている魚って結構多くて、それについては、今度、投稿しましょう。
posted by DJカニ at 10:25| Comment(0) | ししゃも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月16日

活シマエビ(モロトゲアカエビ)能登産 エアカプセル

水産業界も工夫とテクノロジーの時代になりました。

能登産シマエビのエアカプセルです。中にたっぷりと酸素を入れこみます。そして、活かしたまま発送ということですね。
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ちゃんと活きています。
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裏張りを見ると、「石川県漁連西海支所」でやっているようですね。こういった、創意工夫とテクノロジーの融合を見るとこちらも触発されます。
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かわいいやつらじゃ!

シマエビ(モロトゲアカエビ)については、コチラ

泳いでる。しかし、中の水の温度がちょっと上がってしまったようで、元気がありませんでした。数時間冷蔵庫に入れておいてから、再度確認したら、予想通り元気になっていました。思ったより、エビやカニの好きな温度は低いんですよね。
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さて、食べてみましょう。一人で全部食うのもなんかなぁ、、、と思ったので、なじみの居酒屋さんに持っていって、そこで出してもらいました。
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やっぱり、活のエビの食感は半端じゃないね!!「ボリッ」って感じでさ。正直、今の今まで活きていたから、あのシマエビ特有のネットリトした食感とか甘み、旨味は無いんだけど、それとはまた違った喜びですね。いわゆる活き造り(笑)。

殻を剥くと当然の事ながら鮮度が分かる(今回のは活きてるから当然として)。頭の殻を剥くと、身の方に赤い色みが残るのが鮮度の証拠です。
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これについては、冷凍してあるブラックタイガーやバナメイでも同様です。試してみてね。

活モンを食べるのは一種のイベントですからね。楽しかったですよ。それに、今回は温度によってエビに元気が取り戻されて、温度管理の重要性が良く分かりました。水槽の温度に関しては、函館朝市に知り合いがいるので、その人に今度習おうと思います。

けど、味という意味では、やっぱり〆て半日くらいのが甘くて、ネットリして好きかな(笑)。
posted by DJカニ at 22:11| Comment(0) | えび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月14日

2015年 ホタルイカの季節がやってきた

先日より、ホタルイカが出始めました。出始めるとあっという間で、瞬く間に売り場に並びます。
奇しくも、昨年の今日も、同様の投稿を行いました(コチラ)。

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頭足綱 Cephalopoda ‐十腕形上目 Decapodiformes ‐目 : ツツイカ目 Teuthida ‐亜目 : スルメイカ亜目 Cephalopoda ‐科 : ホタルイカモドキ科 Enoploteuthidae ‐属 : ホタルイカ属 Watasenia ‐種 : ホタルイカ W. scintillans

生ホタルイカや、ボイルホタルイカ。産地は、兵庫産と富山産。

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生ホタルイカ。兵庫産がメインで見かけますね。富山に行けば当然地物が出回っている。しかも、朝どれ。料理屋さんの営業では出せないんだけど(法律で)、刺身にもできる鮮度ですよね。


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ボイルホタルイカ。こちらは、兵庫産と富山産の両方が並ぶ。

富山産の方が、サイズが大きくて、食べた感じもシャキッとしていて、味も良い。それぞれ別で食べるとなかなか気付かないものだが、食べ比べるとその違いが分かる。当然食べる場所によってそれが逆転することもありましょう。しかし、西へ行ったならば、富山産をおく必要は無いのだと思いますけどね。


生ホタルイカは、オリーブオイルとあわせた料理がきっと上手く活かせるんじゃないかな。いつもは、パスタにしますが、アヒージョにしました。
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そのほかにも、炊き込みご飯(昨年の投稿はコチラ)とか、卵焼きとか、色々考えてやってみると、何でも使える食材なんだろうと思います。楽しみが広がりますね!


ボイルホタルイカは、普段はそのまま口に放り込んで、目玉をペッ!!と出すんですが、今回新しい食べ方を試みました。
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ボイルホタルイカの納豆あえ。
納豆、ホタルイカ、しょうが、納豆のタレ。納豆は引き割が良い。しょうがは多すぎないほうが良い。という、教訓を得ましたが。まあ、美味しかったですね。酒のつまみにすると納豆が乾いてしまうので、食事のおかずの一品として食べるほうが良いのかな〜、なんて思いました。

そんな、こんなで、今年も漁期の間、ホタルイカを食いまくるぜ!!

posted by DJカニ at 16:39| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月13日

アラスカ、カッパーリバー産 紅鮭

先日、めずらしいものを入手しました。それが、「カッパーリバー産紅鮭」です。

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そもそもカッパーリバーってどこ?という方も多いと思います。かく言うDJカニもその一人。早速調べてみました。
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カナダとの国境付近にある河ですね。この河の河口付近で獲れている紅鮭ということですね。

では、普段「アラスカ産」と書いて売っている紅鮭はどこで獲れたものなのかな?と調べてみると、地図に書いてある「ブリストル湾」というところのようですね。

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なぜ、カッパーリバーに関して、取り立ててカッパーリバー産と書いて売っているのか?理由は、やっぱりその美味しさですね。カッパーリバーの付近は潮の流れが非常に速く波がすごいらしい。潮が速く、荒波に揉まれた紅鮭はそりゃあ旨いっしょ!!それに比べると、ブリストル湾は、やはり海は穏やかのようですね。

なるほど、そういう事なら納得。漁獲量も違うのかな。その辺は、統計などを見てみないと分かりませんが。

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パッと見の外見では通常のアラスカ産との違いは、ちょっと良く分からないですねぇ。に、しても色が真っ赤!!すげーわ。ただ、脂のノリは見てすぐに分かるし、身が引き締まった感じはするね。ああ、旨そう。。。

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早速、焼いてみる。色は濃いですね〜。これは期待大だッッ!!
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焼いた後にも、身の引き締まりを感じますね。
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天然の脂が滲み出ているのだ!!ワオ!!皮も旨そうな、、、。
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ご飯に乗せて食べるのが王道。見よ!この紅鮭の輝きを!!
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脂のノリは良い、しかり脂があるが天然ゆえに、当然しつこくない。紅鮭特有の旨さは半端じゃあない。そして、食感。引き締まった身質は口の中で感じ取ることができる。プリッとしてしっとりした食感を楽しむことができる。これと比べるといつものアラスカ産は確かにすこし柔らかくてグシャっとほぐれる感じはあるよね。確かに違うわ。値段も倍近いし(苦笑)。

これは、いい紅鮭だ!!一回食っただけでカッパーリバー産紅鮭のファンになってしまったぜ!!

千島の本チャンの紅鮭の嫉妬が怖いケド。。。笑。


インポーターがTRIDENT SEAFOODSというのが気になりましたが。。。ニチロでも扱いがあるようなので、そちらも試してみたいですね!どうやったら買えるのかしらね!YEAH!!
posted by DJカニ at 21:15| Comment(0) | 鮭・鱒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月03日

シラウオ 春の築地で

築地に行った際に「シラウオ」があったので、買って食べました。青森産です。

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サケ目‐シラウオ科‐シラウオ属‐シラウオ

漢字で書くと「白魚」となります。よく似た魚で「シロウオ」というものもありますが、こちらは素魚と書きます。別の魚なんですね。素魚は踊り食いがいいようですね。

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シラウオは、北海道でも結構獲れているようですね。知らなかった(汗)。体形は細長く、頭は縦扁し、脂びれを持つ、サケ目だからかな。生きているときは半透明だが、死ぬと次第に白くなる。8-9cmで、メスがオスより少し大きい。

生態は、河口周辺や海跡湖などの汽水(海水と淡水が混じっている)域に多く分布する。
北海道では、網走湖、サロマ湖、クッチャロ湖、天塩川、石狩川、余市川、大野川(函館)、別寒辺牛川(釧路)などの河口周辺、噴火湾沿岸部など。思ったよりもあちらこちらで獲れるのね。とはいえ、網走湖と石狩川が多いみたいですね。
北海道以外では、青森県小川原湖、茨城県霞ヶ浦も非常に多いようです。

シラウオは、個人的には、どんぶりにしてしょうがに醤油でガッと掻きこむのが好きですね。苦味はあるものの、逆にそれが良い。日本酒にも合うんでしょうね。また、後好きな食べ方は卵とじでしょうか。インターネットあたりで調べてみると、かき揚げが非常に美味ということ。寿司もあるよ。

今回は、ご飯にぶちかけて、醤油かけて、ガッと食いました。プラ容器で冷凍していたご飯をチンと解凍して、そこにかけて食いました。あまり、こだわりすぎず楽しむのが粋ってもんかなと勝手に思っております。(苦笑)大葉とか散らしてもいいかもしれないですね。

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最近、春の魚があちらこちらで見られるようになって来ました。まだまだ寒い日が続きますが、徐々に緩んでくるでしょう。そうしたら、またここに挙がってくる魚の種類も変わってくるということでしょう。

そういえば、このBLOGも去年の三月に始めましたので、季節が一周することになりますね。一年経ったのかと、少し感慨深いですね。

これからの一年は忙しくなると思いますが、頑張っていくとしましょう!!
posted by DJカニ at 19:26| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月26日

マグロを食べる

マグロを食べたときの写真をつらつらと載せていきましょう。
とにもかくにも、マグロは旨いわ。

@刺身
まずは当然刺身ですよね。大トロ、カマトロ、中トロ、赤身の四種類。
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こちらは、食いきれなかった分で翌日に「自分用(笑)」に造ったものです。

大トロ
前にも書きましたが大トロはちょっとね、、、という方も多いと思いますが、天然モノはすっと消えてなくなる美味しい脂を楽しむことが出来ます。知らず知らずのうちに養殖モノの臭いのある大トロなのかも知れません。別に養殖がイケナいということではなく、可能であればDJカニは天然を食べたいと思っています。天然モノの大トロのスッキリしているがコクのある旨さがすきなんですよね。概念変わると思いますぜ!
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カマトロ
カマ部のトロですね。これもまた旨い。シャクっとした食感ではあるが、しっかりとコクと脂を感じることができて非常に旨い。名人に握りにして食いたいものです。個人的にはカマトロが一番好きかも知れませんね。
ぱっと見、サシの入った牛肉のようだと言っている人もいましたね。
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中トロ
一般的な一番人気は、中トロなんじゃないかなと思いますね。脂も適度、赤身的な旨さも味わえる、適度な感じ。たまらんですなぁ。色味のグラデーションが実に美しい。。。見とれてしまいます。味わいも当然サッパリしたところとまったりもっちりしたところが楽しめるわけでして。
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赤身
インドの赤身は、実に独特な深い赤をしている。この色を他のさかなで表すなら、、、ブドウエビの色かな?ムラサキと赤をまぜたような、しかし半透明な感じもあり。本マグロとかとはまったく異なる色彩にやられる。このインドの赤身が好きだ!!ってコアな人もいますよね。魅惑の赤身というところでしょうか。
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そして、みんなで食べるときは当然粗野に豪快にいきたい!という事で、豪快盛り!!こちらもまたグラデが綺麗。エアマックスレッドもここからヒントを得たんだとか。
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A鉄火巻き
マグロは酢飯に非常〜〜に合う!!という事で、めちゃくちゃ久しぶりに細まきをMAKE。まあ、当然上手にはいかないよね。リベンジしようとしたんですが、みんなやってみたいやってみたいというので、出番はなくなってしまいました。。。今度こそ上手く作るぞ!でも、味はうまかった。マグロ、酢飯、海苔のハーモニーはものすごい最高に合うのですね!!
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Bヅケ丼
これまた、酢飯に。。。今度はヅケですよ。これまた最高。赤身を上手く引き立たせる、ものすごい発明なんだろう、、、と。江戸時代にヅケを発明した先人に感謝の言葉を述べたい。二日目とか三日目でまだ赤身が残っていたときの最強の食い方でしょうね!旨かった。
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Cカマ塩焼き
こちらも、定番中の定番。しかしながら、大きいカマを焼くことができるロースターはなかなか無いでしょうね。だからこそ、是非ともロースターへの投資をお願いしたい。必ずやお役に立つから。買うときはとにかく大きいやつを。中途半端なものを買うと、入らない!!ということになってしまいます。
お味は、、、当然ウマ!!柔らかい!!みんな目を閉じて食ったら、ひょっとしたら鶏肉?って言っちゃうかもというコメントもあったくらいです。やっぱり、天然モノは脂に臭みが一切無いから焼いてもものすごいスッと食べられちゃう。これは、魚嫌いな子どもに食べさせて、魚ってこんなに美味しいんだよ、と教えることが十分可能でしょうね!見た目でもものすごい美味しそうでしょ?
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Dホホ肉ステーキ
ホホ肉もこれまた美味。これはよく焼いたほうが香ばしさが引き立つかも。実際に、かなり火を入れてウエルダンくらいにしても、十分にものすごい柔らかい。なんでなんだろう。不思議ですが、そうなんです。ガーリックバターで最後に焦げ目をつけるのも十分ありですね!これもやっぱり旨いのだ!
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E血合いステーキ
写真は無いんですが、、、。血合いもステーキにしました。血合いは少し臭みがあると嫌なので、牛乳に醤油をたらしたものに漬け込むと良いですね。これはなじみの居酒屋のマスターに教えてもらいました。塩だけでもいいでしょうし、タツタ揚げにしても相当旨いでしょうね。
その日は、塩ステーキにしましたが、かなりウエルダンにして、臭みもなくて大好評でした。血合いだって誰も気付いていない感じでしたね。


と、まあこんなんを10人ちょっとで食いました。本当に大好評。とはいえ、5kgの腹上で20人前はいけましたね。今度やるとしたら、二日に分けて20人に供しようと思いました。
これが本マグロでもできたらな〜、なんて思いましたが、インドも十分すぎるくらい美味しかったです。みんなも大喜びしてくれて、ホッとしている次第です。

マグロ最高!!

posted by DJカニ at 23:37| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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